03. コンプレックス(『02.廊下』直後)








「あ、アスラン! また一位?」

「キラ。 何を言っているんだい? 君もだろう」

「そうだねv」

「そうだよ? なにせ、これの結果はペア戦だからね。
キラとペアを組んでいるのに、他の奴らに負けるわけにはいかないさ」

「僕も! もっと、プログラミング頑張っていいOS構築するからね?」

「ありがとう、キラ。 さっきのだって、凄く使いやすかったよ」

「ふふっ。 アスランに褒められることが、一番嬉しい」









「・・・・なぜこの俺が、あの万年バカップルに負けなきゃならんのだ!」

「・・・・落ち着けって、イザーク」

「そうですよ? 貴方が負けるのは、今に始まったことではないんですから」

「・・・・ニコル。 お前それで慰めているのか? それとも、貶しているのかよ;」

「何を言っているんですか? ディアッカ。 ちゃんと慰めているじゃないですか。
僕に被害が来ない程度に」(ブラックオーラ垂れ流し)

「・・・・・。 まぁまぁ、落ち着けって。 ・・・しかし、これだといつまでたっても近づけないな」

「ふん。 わざわざこちらを通る必要はないだろう! あいつらの邪魔をしてみろ。
アスランからの嫌味はゴメンだ!」

「あ〜あ。 ・・・まだ引きずっているのか」

「貴様には分からん! あの恐怖がな!」

「アスラン、キラさんとの時間を邪魔されることを一番嫌いますからね。
ここは、そっとしておきましょう」

「賛成〜。 あの2人の邪魔をするのだけは簡便だもんな」














*アカデミー時代にて*
※所在地※
アスキラ:廊下にある電子掲示板前にて、先ほど(MS模擬試験)の結果発表閲覧中
イザ・ディア・ニコ・ラス:少し離れた曲がり角
※会話の順番※
アスキラ以外では、イザ・ディア・ニコ・ディア・ニコ・ラス・イザ・ディア・イザ・ニコ・ラスですv








2006/12/12
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